長崎県警察機動隊建築工事 官製談合の巣窟「総合評価方式」が2段階方式へ

九州地方整備局では、工事の品質確保を図ると共に競争参加者及び発注者双方の事務負担の軽減を図ることを目的として、二段階選抜方式を導入している。

二段階選抜方式では、1次審査で、競争参加資格の確認や技術提案の一部(1テーマ)の審査を行い、指名基準を踏まえて、技術提案(1テーマ)の加算点の合計が上位の10者を選抜し、指名を行う。
その後、指名した者に対して、残りの技術提案(2テーマ)の提出要請を行い、2次審査を経て、総合評価落札方式にて落札者を決定するもの。

ただ、二段階選抜方式であっても、それを審査する有識者と称する議員の息のかかった者たちをこれまでどおり行政側は任命できる制度である以上、官製談合が大手を振ったままであり、市民は注視していく必要がある。

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<二段階選抜方式導入案件>

・ 工 事 名 長崎県警察機動隊建築工事
・ 工事場所 長崎県長崎市田中町385 番地3
・ 工事概要 本工事は、現敷地内に点在する、敷地北側及び西側に建つ管理棟・武道場・独身寮を敷地の南側に庁舎(独身寮機能を含む)・車庫として集約化し既存建物の跡地をグラウンドとして整備する工事。
■ 庁舎 RC-4  3,150㎡ 新築1棟、車庫 S-1 399㎡ 新築1棟、工作物 新設一式、既存管理棟ほか解体一式
■ 公告日:平成24年4月9日(開札:平成24年7月25日予定)
【今回試行する方式】
○ 加算点 60点【WTO対象工事】
<入札参加者の選抜方法>
(1次審査)
○ 申請書を提出し、競争参加資格要件を満たす者のうち、指名基準を踏まえ、技術提案(1テーマ)の加算点の合計が、上位の10者までを選抜(10者目の加算点の合計が、同数となる者が複数存する場合はそれらの者を含む。)し、競争参加資格確認結果及び技術提案の採否の通知と同時に指名通知を行う。

(2次審査)
○ 指名と同時に残りの技術提案の提出要請を行い、2次審査を実施する。
<落札予定者の決定>
○ 指名された者に限り入札に参加できる。
○ 1次審査及び2次審査の技術提案の加算点合計、施工体制評価点及び価格により総合評価落札方式を行い、落札予定者を決定する。


<これまでの長崎市と長崎県の場合>
長崎県には、新県庁の設計問題がある。臭い議員お墨付きの有識者による審査であっても、2段階方式をとれば、提案段階でのチェックが入ることになり、少しは改善されることだろう。
新長崎市民病院のように、入札提出書類を入札者に働きかけ、意図的に非開示にしてしまうならば、市民はもとより、議会もチェックできず、議会が行政をチェックするという本来の機能を果たさないという不能状態に至っているケースが田上市長率いる長崎市には存する。

それにしても新県庁設計問題では、海岸べたの埋立地に、性懲りもなく6階建ての県庁を建てて、万が一大津波がきたらどうするのであろうか。地震ばかりはいつどこで起きるか判らない日本だからこそ、現地に耐震の超高層庁舎もしくは、海岸べたに耐震の高層の庁舎建設が求められていたといえよう。

結果、長崎県庁舎の設計は、行政側が我武者羅に方針を180度変更したのか6階建て、万が一の大津波がきたら、県庁舎が災害本部どころか、被災庁舎として、第一号の救済対象ビルに化かしてしまうおそれが非常に高い。(今時、6階建ての県庁舎等全国どこ見ても見当たらない。それも平地が極端に少ない長崎市である。それほどまでに景観を重要視するなら、JRホテルもホテルニュー長崎(金子代議士の関係ホテル)も解体が求められるというものだ)
建築後大津波が襲ったら中村知事はその汚名を歴史上に残すことになろう。
(南海トラフのフィリピン海溝は琉球海溝に連なっている)

ただ今回の長崎県警察機動隊建築工事の取り組みにおいては、中村知事も、少しだけ改善を試みようとしていることの証か。


 

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